iPadに代表される一世を風靡したタブレット。お持ちの方も多いと思いますが、あっという間に使わなくなっている方も実は多いのではないでしょうか。

そんな私もその1人。

時代の流れで買ってはみたものの、意外と使える用途が少ない。

  • 圧縮ファイルは見られない
  • パソコンで使えるソフトが使えない
  • WEBサイトによってPC表示だったりスマホ表示だったりマチマチ

逆に写真閲覧、メールの処理、画像の表示、インターネットも慣れれば問題なく使えるし導入している企業も非常に多くなっています。

個人的な主観で言えば、タブレットは作業には不向きだが確認チェックには最適。そんなイメージです。

ですが、あの機動性は非常に魅力的でとてもスマートです。

今回マウスコンピューター様より「2in1パソコン」としてパソコンもタブレットも両方こなすMT-WN1001の実機をお借りすることが出来たのでレビューします。(2016年10月1日現在の内容です。製品仕様、価格については変更となる可能性がありますので必ずマウスコンピューターicon公式サイトでご確認ください)

目次

マウスコンピューターならではの製品がこのタブレット型PC・MT-WN1001

マウスコンピューターのMT-WN1001はタブレットの大きさの本体にWindowsを採用することで、タブレットとパソコンの良いとこ取りした製品になっています。

まずは商品到着。パソコンだとダンボール系が多いですがキレイでカッチリした箱です。最近のモバイル系製品は似たようなパッケージですね
マウスコンピューターmt-wn1001

開封してみます。本体があり左側に付属品らしき箱がありますがサイズは大きくない感じ
マウスコンピューターmt-wn1001

ACアダプター他説明書類です。バッテリーの駆動時間は6.7時間もあるので持ち運ぶ必要はなさそうですが、仮に持って歩いても不自由にならない大きさです
マウスコンピューターmt-wn1001

MT-WN1001の本体を見てみる

黒い筐体で落ち着いています。パソコンでは見られたマウスコンピューターのロゴはありませんので一見するとメーカーは分かりません
マウスコンピューターMT-WN1001

背面。黒のスウェード的な素材で仕上げられているので手触りが気持ち良く、滑り止めにもなりタブレット使用時の落下を防ぎます。ただし手の汚れが移りやすい感じがあります
マウスコンピューターMT-WN1001

背面カメラの画素数は192万画素。タブレットで写真撮影される方も最近良く見かけますね
マウスコンピューターMT-WN1001

インターフェース類。一通り付いているので不便さはありません。USBポートもあるのでワイヤレスのマウスなどを付けたら便利そう。HDMI端子は大型モニターやテレビなどへの出力が簡単にできる便利な端子です
マウスコンピューターMT-WN1001

スピーカー。左右に付いているのでステレオ出力が可能です
マウスコンピューターMT-WN1001

マウスコンピューターMT-WN1001の最大の特徴

iPad、iPadmini、iPhone6、iPhone6プラスと並べてみました。iPadとほとんど変わらない大きさなのでカバンにもすっぽり入りますし厚みも遜色ありません。さすがにiPadminiよりは大きいですがiPhoneクラスの携帯をお持ちなら小さな画面で済むものはiPhoneに任せて大きな画面が必要なものはMT-WN1001を使用するといった使い分けができます
マウスコンピューターMT-WN1001大きさ比較

13.3インチのパソコンとの大きさ比較。たとえ13.3インチといえども電車などで持ち運ぶにはやはり大きさを感じてしまいます。その点タブレット型PCであるMT-WN1001は大きさも重さも気にならないレベルです
マウスコンピューターMT-WN1001

キーボードを装着

キーボードを装着すると完全にWindowsパソコンとして機能します。いつも自宅、もしくは会社で使っているソフトやアプリケーション、圧縮ファイルの取扱いまで何の違和感もなく使用可能。但し本体のスペックは決して高くはないので動画編集などの重い作業には適しませんが、タブレットでは出来ないことが出来るということは大きなアドバンテージです。

キーボードにはマグネット付きの差し込み式なので余計な力が不要でカシャッと簡単にセットできます。気になるキーボードの電力ですが本体側から給電されるので別に充電する必要がありません
マウスコンピューターMT-WN1001

配列、キーストロークはオーソドックスなものなので普段使っているパソコンと同じ感覚で操作できます
マウスコンピューターMT-WN1001

しかし大きさに関しては成人男性で手が大きめな人だとこうなります。もちろん3つ並んでキーを押すことはありえませんし小さすぎて2個押してしまうという心配は皆無です
マウスコンピューターMT-WN1001

本体をどうやって立てているのか気になるところですが、その秘密はこのキーボードケース(カバー?)に入っている折り目です
マウスコンピューターMT-WN1001キーボードカバー

ここにもマグネットが付いていて少し曲げると以下のような形になってくれます。そこに本体を立てかけるように差し込むので最適な角度に本体が立ち、しかもしっかりと支えてくれる構造になっているのです
マウスコンピューターMT-WN1001
マウスコンピューターMT-WN1001

マウスコンピューターMT-WN1001のタブレットモード

本体装着時は通常のWindowsマシンとして使えますが外しても操作系が変わるだけで基本性能は変わりません。他のタブレット同様にキーボードが表示されます
マウスコンピューターMT-WN1001タブレットモード

手書き入力も5文字までまとめてできたり
MT-WN1001

邪魔な時は移動したり
MT-WN1001

左右に分割して入力したりと様々なモードが選択できます
MT-WN1001

MT-WN1001のスペックについて

モデル名 MT-WN1001
OS Windows10 Home 32ビット
総合ソフトウェア OfficeMobileプラスOffice365サービス(Word/Excel/PowerPoint/Office365サービス1年間有効)
プロセッサー 型名 インテルAtom x5-Z8300プロセッサー
仕様 クアッドコア/1.44GHz/IBT時 最大1.84GHz/2MB L2キャッシュ
マシンタイプ 2in1パソコン
メインメモリ 容量・メモリタイプ 2GB(オンボード/PC3-12800 DDR3L SDRAM)
表示機能 グラフィックス インテルHDグラフィックス
ビデオ・メモリ容量 メインメモリからシェア
液晶サイズ・
解像度
タッチパネル
10.1型 IPS方式液晶1,280×800ドットマルチタッチ対応
記憶装置 フラッシュメモリ容量 64GB
WEBカメラ 前面192万画素、背面192万画素
インターフェイス・ポート USB USB3.0 (左側面×1)、micro USB (左側面×1)
カードリーダー micro SDメモリーカード(SDXC,SDHC含む/ 左側面×1
イーサネット
Bluetooth BluetoothV4.0+LE準拠モジュール
無線LAN IEEE 802.11 b/g/n 対応
サウンド ヘッドフォン出力 (左側面×1)
ディスプレイ出力 mini HDMI(左側面×1) 
キーボード・ポインティングデバイス USB接続/マグネット着脱式86キー日本語キーボード/タッチパッド(本体カバー兼用スタンド一体型)
スピーカー/マイク ステレオスピーカー/モノラルマイク
電源 内蔵バッテリーまたはACアダプター100V
本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm) 259.5×174×10
本体重量(kg、付属品電源ケーブルを含まず) 約598g(本体のみ)/約928g(キーボード、カバー含む)
バッテリー動作時間(JEITA測定法2.0による平均) 約6.7時間
充電時間 約3.7時間
付属品 液晶保護シート(本体貼付済み)、ACアダプター、micro USB-USB変換ケーブル、
ファーストステップガイド(保証書)
消費電力 標準時/ 最大時/ スリープ時 約 1.91W/ 10.0W/ 約 0.36W
保証内容 24時間365日電話サポート・1年間無償修理保証
MT-WN1001を使ってみての感想

もう完全にタブレットサイズのパソコンと言った形で非常に便利でした。

今まではiPadまたはAndroid搭載のタブレットで仕事などをしてきましたがどこか物足りなさを感じていたのが一気に解消されました。

例えば起動時間一つとっても普通に電源を立ち上げれば18秒程度かかりますが、一般的なタブレット同様にスタンバイ状態にしておけば電源ボタンを押した瞬間に立ち上がるので何の不自由もありませんしタッチした操作感も技術の進歩も相まってストレスを感じることはありませんでした。

これで38,980円(税別・送料込・WEB限定)ですから、タブレットを買う理由が見つからなくなってしまった…というのが本音です。

確かにデザイン性やメーカーの好みはあると思いますが、冒頭で述べたように確認・チェックが中心ならタブレット、作業するならMT-WN1001みたいな選択になってくるでしょう。しかしMT-WN1001は確認・チェック作業も難なくこなしますが一般的なタブレットには作業が不向きです。

マウスコンピューターMT-WN1001のメリットデメリット

MT-WN1001メリット

  • iPadとほぼ同サイズのパソコンである
  • キーボードがカバーにもなるし持ち運びには最強
  • バッテリー駆動時間約6.7時間と長持ち
  • 4万円以下の価格で買える

MT-WN1001デメリット

  • キーボードカバーが邪魔になる時もある
  • カメラ性能が低い
  • タブレット用のアプリは使えない

高性能なノートパソコンと比較したら性能は劣る部分がありますが、モバイルとして割り切って使う場合には外出先で高性能を要する作業自体少ないと思います。従来のタブレットに不満があったり飽きてしまった方には是非オススメのマシンだと思います。

Windows10 Home32ビット Web限定 38,980円 (税別)

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